【入校生必読】防大小話vol.1 | 防大生時代の私の朝ごはんは・・・

日常生活

こんにちは。ソローク学生です。もう少しで一年も終わり新入生は本格的に防衛大学校への準備をしている(いてほしい)頃だと思います。私もそんなみなさんの為に何か防衛大学校のためになる情報を発信しようと日々頭を回しているところです。そうしていると話したいものの、1ページ書けるようなものでもないなというエピソードがたくさん出てきます。このページはそういったエピソードをまとめてお話ししようというものです。新入生に役立つ情報がいくつか入っているので頭の片隅に入れてもらえると嬉しいです。

火災報知器怖い

皆さんご存知の通り防衛大学校は学年で区切られた階級社会が構築されています。そのため一年生が一番怖いのは四年生です。ではここで問題です。その階級社会においてトップに君臨する四年生が一番怖いのはなんでしょうか? 答えは火災報知器です。もちろん指導教官も怖いでしょうがスプリンクラーは四年生を一発KOすることができる能力を秘めているため、恐れられています。なぜならば、防衛大学校内部ではとある話が流れているためです。少し前の防大にて、経緯は分かりませんが一年生が火災報知器に向けて火を放ちました。そうするともちろん寮内部では警報が鳴り響き大惨事です。その結果その一年生は退学処分となりましたが、ここで話は終わりません。それと同時に同じ部隊の火器責任者の四年生までもが退学となったのです。そんな事例があり、四年生は恨みをかって火災報知器を鳴らされることを恐れているようです。

ユニコーン‼︎

隊舎内には情報を伝達するためにスピーカーが設置されています。私のいた大隊では何かと音楽を流しがちで朝の課業整列時にも音楽を流します。この朝の課業整列時の音楽で一番印象的だったエピソードを紹介したいと思います。その曲は澤野弘之さんの『UNICORN』です。勘のいい読者はタイトルを見て気づいいただろうが(一度使ってみたかった‼︎)、私にとって最もこの曲が印象に残っている理由はこの曲に隠されています。そう、上級生たちがサビで「ユニコーン‼︎」と叫ぶのです。防衛大学校はやはり男の割合が多くガンダムの影響は大きいです。プレスは大丈夫か、着こなしは大丈夫か、ピカールは大丈夫かと神経を尖らせているこっちとしてはたまったものではありません。ですが今となってはいい思い出です。休養日の朝の起床直後に「酒が飲めるぞー」なんて曲が流れてきたことや大隊内で『Mela!』が流されまくってトラウマになったなんてこともありましたね。

俺の前でパンを詰めるな

防大の一年生はとにかく時間がないことで有名で、食堂で手に入れたジュースやパンをカバンに入れ教場で食べるということは話したと思います。ですが実はこれはルール違反になるようです。私は防大に入る前から防大生がパンなどを教場に持ち込み食べるというのは聞いており、私の対番もそのように説明していたので許可されていることだと勝手に勘違いしていました。そんな私に悲劇は起きました。

私はその日の朝、いつものようにパンを食堂から持ち帰り弁食BOX(防大生が食品や飲料をしまう箱)に入れました。その後課業整列の前になってそのパンを当然のように課業カバンに入れたわけです。その様子は前期小隊学生長付をしている部屋の2年生に見られていました(部屋の二年生のもう片方は私の対番)。その時言われたのが「俺の前でパンを詰めるな」でした。この時にやっと私は悟ったのです 本当は食料を教場に持っていってはいけないということを。その次の日はひっそりと入れましたが、私が教場につくと牧羊犬のようについてきた彼は私の鞄を確かめ私に指導を行いました。結果としてその日から教場に持って行くのはポケットに入れたジャムやチョコソースだけという強制ダイエット生活を受ける羽目になったわけです。

ボーナスデーの話

私のいうボーナスデーというのはいわゆるボーナスが支給される日のことではなく、一年生にとってのハッピーデーのことを勝手に私がそう呼んでいるだけです。三つほどボーナスデーに関してお話しします。

ホテル小原台

いわゆるホテル小原台についてです。ホテル小原台とは7月の夏季定期訓練に発生するボーナスデーでその日は上級生が各要員の訓練のために防衛大学校を去り隊舎内には一年生が取り残される日を指します。そうなると日々のストレスから一年生は解放され、とてもウキウキで1日を過ごします。私の隊舎では三日ほどこの日があったようで、極秘情報によると夜の肝試しを楽しんだ一年生がいたとかいないとか。

勤労感謝の日

この話も有名ですが、防衛大学校には1日だけ階級が入れ替わる日があります。それが勤労感謝の日です。細かくいうと勤労感謝の日は休養日なのでその周りにある日のうち1日がこのボーナスデーになります。この日の前日にはシグナルで「明日は白い名札を付けている人が位が高いので、それ以外の色の学生は注意してください」といった伝達が流れたり、当日には一年生が容儀点検を行なったり、一年生が上級生を掃除等で指導したりなどとってもファニーな1日になるようです。これまた極秘情報によると一年生は上級生を指導するものの、上級生はそんなもの聞いてたまるかぁと言わんばかりに暴れる部隊もあったようです。

開校祭

あまり知られていないと思いますが、開校祭には一年生にとっては非常に嬉しいあることが伴います。それは外泊の権利です。ご存知の通り一年生は休暇でもない限り外泊はできません。したがって開校祭は数少ない外泊のチャンスであり、ボーナスデーとなっています。

外出点検に気をつけて

ここでは私が外出点検でしてしまったミスについてお話ししたいと思います。外出点検では上級生が点検官となり1人ごとに外出する者の容儀や携行品を確認します。その際、不備がある際には点検官から「〇〇不備」と言われその回の外出点検で外出することはできなくなります。最後にまとめて不備のあったものに挙手をさせ確認します。

とある休養日、私は外出をするために容儀や携行品を整え外出点検に挑みました。私の番がきた時、点検官の四年生は私の至らないところを「プレスもう少し頑張ろうね」といったように優しく教えてくださったわけです。その中で不備と言われることはありませんでした。突然ですが私は中隊の中でも群を抜いてキャパシティの低く、指導された回数も同期に比べて圧倒的に多いと言えます。そんな不備なれをしていた私は彼の優しいお小言を不備と捉えてしまったのです。そのため私は最後の一斉確認の際に不備者として手を挙げるといるミスを犯しました。そのあとは語るのが大変なレベルで私の処遇について指導教官や中隊学生長付を巻き込むような一悶着があり、本当に外出どころではなくなりました。とにかく私が言いたいことは外出点検で不備と言われない限り不備者として手を上げないようにしましょうと言うことです。

カッター競技会前夜

カッター競技会の前夜にはカッターに挑む2年生を応援するためにちょっとしたお祭り騒ぎになります。具体的にいうと2年生以外の学生が寮内にいる2年生に会いにいき、応援のお菓子等を渡すというものです。これは寮の垣根を越えるため、別大隊の上級生が自分の中隊の二年生にお菓子を渡しにくる様子も見受けられました。上級生の中にはお菓子でなく、くじ引きを引かせて景品を渡すという方もいらっしゃいましたね。ここで気をつけてほしいことがございます。それはお菓子をたくさん用意しておいて下さいということです。私は情報不足でこの時はてっきり親しくしている二年生にお菓子を渡しに行くとばかり思っていて揚げパンを四つほど準備していましたが、先述した通り実際はたくさんのお菓子をたくさんの二年生に渡しにいくイベントなのでそのイベントでは非常に手持ち無沙汰で気まずい経験をしました。このようにならないよう新入生の皆様はお気をつけ下さい。

学力に関して

入校する前まで、私は自衛隊や国防に関してはトップの学舎である防衛大学校にはどんなすごい学生が集まるのだろう・彼らに笑われたりしないか心配だなぁといったことを考えていましたが、杞憂でした。みなさん安心してください。そんな学力お化けはいません。例をあげると、理系クラスにも関わらずシュレディンガーの猫の簡単な説明をできるものはおらず、国防に関わる防衛大学校にも関わらずアナーキーについて説明できる学生はいませんでした。本当にこんな感じなので学力に不安のある学生はそう行ったことを気にせずぜひ防衛大学校に入ってきて下さると嬉しいです。

まとめ

今回は七つほど防衛大学校の小話を私の経験を交えてしてきました。この記事で述べたことも防衛大学校で生き抜く為に必要な鍵になることがあるので、ぜひ頭の片隅に入れておくと良いと思います。他にもたくさん話したいことがあったのでvol.2を作りました。何か質問・要望等あればこちらからお願いします。ではまた別の記事で

事後の行動にかかれ わかれ

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