【防衛大見学】防衛大学校の見学ツアーに行ってきました | 入校予定者におすすめ

関連知識

防衛大学校の見学ツアーは月に数回行われる一般の方向けのツアーです。午前(0950-1130)と午後(1210-1420)に分けて行われていて、自由に選んで参加することができます。このツアーでは校内の各施設を見て回る事ができ、水曜日の午後は課業行進を見ることができるんです。入学説明会もセットで行われる場合があるので常にチェックしておくと良いでしょう。回った順番に施設を紹介します。

正門

防衛大学校に入るには裏門や潜入ルートを除くとここからに限定されます。防大生になった後はここを出入りする際に必ず身分証を提示して入る必要があるので、縛着しておきましょう。ツアー参加者はここで待機して、担当者を待ちます。担当の方がいらっしゃった後に身分証を提示したのち、参加者を示すストラップとアンケート等が入った袋をいただきました。その後は正面にある本館へと向かいます。

本館

本館は正門を潜ってすぐの位置にあります。こちらの中には学校長などの文官の方が詰めていらっしゃり、「廉恥・真勇・礼節」と書かれた円が地面に描かれていたり、留学生がいる国の旗が立っていたりしますが概ね一般の学生にはあまり関係がありません(広報ではよく見ますが)。この裏側に自販機なんかが置かれていて使ったりはするんですがね。前にもお話ししましたが、本館の前の白い道は学生は基本的に立ち入り禁止でパレードの際など限られた時にのみ入ることが許されます(入ると指導になるか処分を受けるとか)。

記念講堂

みなさんご存知の通り記念講堂では入校式や卒業式といった記念式典や国際士官候補生会議などのイベントだけでなく普段から指導官朝礼や課業などで用いられています。ちなみに皆さんが防衛大学校に着校して最初に検査結果の検体を預けたりするのはここです。推薦試験を受ける方はここで集団討議(ディスカッション)で一緒になるメンバーと面会します(仲良くして配役なんかも決めちゃいましょう)。

時計台

時計塔は防衛大学校のシンボルとして扱われています。広報でよくこの時計台が出てきますがそこまで防大生にとって馴染みある物ではなかったりします。防大生はみんなG-shockだとかガーミンだとかをつけているので時計台なんて見る必要がないんですよね。こちらには給水塔の機能が備わっていて、防衛大の水が供給されています。他にも高さを生かした実験なんかも行われています。こちらは内部の見学は無く、外側からのみの見学です。

資料館

防衛大学校の学生者のすぐ横には資料館が設置されており、防衛大学校設立時からの歴史が刻まれています。槙イズムやノブリスオブリージュなどの考え方だけでなく昔の制服やM1ライフルなどが見られるようになっています。たくさん画像でお見せしたいのですが防衛大内でここだけは撮影禁止ですので是非行ってみてはいかがでしょうか。最初に映像を見ますが、YouTubeにも載っているのであらかじめ見ておくと良いでしょう(下の動画)。

課業行進

課業行進の見学は水曜日の午後の参加者の特権です。今年度の初めは月曜日と金曜日にも行われていましたが、廃止されたようですね。今日は1255に整列完了5分前の号令がかかり、1300に整列を完了させていました。奥からゾロゾロと列をなして歩いているのがわかると思います。実は一点残念なことがありまして、今回私の課業班(クラスメイト)の行進を一目見たいと思って課業整列を凝視していたんですが、なんと彼らは昼食直後は空きコマだったようで私のいる所まで来ず、大隊の隊舎を過ぎた途端に右に曲がっていたようです。こういったこともありますのでお気をつけ下さい。みんなの勇姿が見たかったぁ..

学生会館

学生会館の二階には厚生課があり物の貸し借り、保険の申請、防衛省共済組合のATMの利用などは基本的にここで行います。口座の開設や定期預金の申請、ゴールデンウィークの後の保険の申請をしたい場合は厚生課に向かってください。ここで一点注意する必要があるのが定期預金は着校してすぐには利用できないという点です。他にも売店や丼丸があり何か物の購入や食事の購入は学生会館で行なっています。防大生にとって非常に利用頻度が高い施設の一つです。ツアーの最後にここでお土産を買うことができます。

まとめ

防衛大学校の見学ツアーでは防大生が日々利用する施設(あまり利用しない施設もあったかも)などを見て回ることができます。今年の着校日直前(3月27日)にもツアーがありましたので早めに横須賀に赴いてツアーに参加してから着校すると良いと思います。ツアーの予約はこちらからどうぞ。他に何か質問・要望等ありましたらこちらからお願いします。ではまた次の記事で

事後の行動にかかれ わかれ

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