【入校者へ】防大生のSNS情報発信について | せめて最初の一年間はやめておこう

日常生活

先日X(旧Twitter)を見ていると、「防衛大学校に入ったら世間のみんなに防衛大学校の内情を公開していくんだ!!」という72期生の方がいらっしゃいました。防衛大学校に関する情報が世の中に広がるというのは私にとっても大変うれしいことではありますが、私一個人としてはそういった発信活動はやめておいたほうが良いと思います。今回は防大生の情報発信活動についてお話しします。

情報発信活動はやめておけ

先ほどもお話しした通り、私個人としては防大生がX等を通して防大生として防衛大学校の情報を発信することは避けておくべきだと考えています。主に三つほど理由があるので順番に解説していきます。

防大生は一生をかけて懐柔していく価値がある存在

防大小話vol.2でもお話ししましたが、防衛大学校の学生は他国が長い年月をかけてでも懐柔する価値のある人間です。なぜなら基本的に彼らは自衛隊の幹部として未来の国の中枢に入ることは確定しており、最も高い階級に到達すれば20万人以上の武装組織を動かす力を手に入れることができます。そのため諸外国の間者は防大生のうちから何か弱みを握っておき、将来高級幹部となった際にそれを用いて自衛隊を意のままに操ろうとしているのです。

実際に他国の間者が防大生に接触する事件は起きていて、まだまだ氷山の一角である可能性が十分ありえます。もし将来出世をしたいと考えているのならば、身元が特定される情報発信は避けておきましょう。

処分が下る可能性がある

これはわかりやすいですね。防衛大学校で知った機密情報をSNSに流すと、情報統制の規則に違反する可能性があります。また政治的な意見などを発信した場合は入校の宣誓の「政治的活動に関与せず」という文言に違反します。そうなると懲戒処分が下り、最悪懲戒免職等もあり得ます。

上級生に目を付けられる

これが防大生が情報発信活動をすべきで無い一番大事な理由です。防大の一年生には「普通であること」が求められます。普通の成績を収め、普通に運動ができて、ごくごく普通にあまり政治等に関心もなく、お金が貰えて大学に行けるから防大に来た普通の学生であることが求められるのです。

そんな防衛大学校の中で「情報発信をして防衛大学校の実情を世間の皆さんに知って貰いたいです‼︎」なんて学生がいたらそれはもう中隊全体の上級生に目をつけられます。そうなるとあとは地獄です。何かあるたびに指導が入り、普通の学生にはない追加の指導も加わります。平穏に防大生活を過ごし二年生になりたいのならば、情報発信はやめておいた方が無難でしょう。

自衛隊を辞めた後まで待っておこう

先ほど情報発信はやめておいた方が良いという話をしましたが、もししたいのならば自衛隊を辞めた後に行うのがよろしいかと思います。その時期になればあなたは国家権力に介入することもできませんし、特別職の国家公務員でもなく、近くに上官はいませんので。私としても防衛大学校や自衛隊の実情が世間に広まっていくことは大変喜ばしいことです。皆さんが幹部自衛官として活躍したのちに、その貴重なお話を社会に広めてくださると嬉しいです。

まとめ

今回は防衛大学校の学生が防衛大学校に関して情報を発信していくことがいかに危険ということをお話ししました。CURIO WEBの読者全員が無事防衛大学校を卒業できることを祈っています。何か質問・要望等ありましたらこちらからお願いします。

事後の行動にかかれ わかれ

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